20220910-11龍王岳東尾根

 

2022年9月10日(土)~9月11日(日)、天候:曇り、晴れ

参加者:M戸、W(報告者)
場所:北アルプス 雷鳥沢BC 龍王岳東稜
目的:バリエーションルートを楽しむ

~1日目~
室堂08:41→08:42ホテル立山08:49みくりが池08:50→09:08雷鳥荘09:09→10:01雷鳥沢キャンプ場10:11→10:18浄土橋10:19→11:36一の越山荘11:38→12:51一の越山荘13:09→14:10雷鳥沢キャンプ場泊

~2日目~
雷鳥沢キャンプ場05:02→06:12一の越山荘06:31→10:07龍王岳10:32→10:39浄土山南峰10:55一の越山荘11:01→12:05浄土橋13:00雷鳥沢ヒュッテ13:07雷鳥荘13:24みくりが池13:35室堂

※龍王岳東尾根の取付までは、一般登山ルート
(龍王岳山頂から一ノ越も一般登山ルート)

龍王岳東尾根は、アルパインクライミングルート

‹感想›

朝の5時くらいから約2時間半たちっぱなしで並んだ、、、立ちながら何回も意識を飛ばした

はじめて立山山域へ行ってきました。
人ごみのケーブルーカーやバスを乗り継いで、、、23.5KGの荷物を降ろして背負って移動して、、、それだけでもう大変!
出発前からあんまり体調も良くなく、今までに味わったことのない「しんどい。」気持ちでいっぱいでした。

地獄谷から猛烈な有毒ガス臭が、、、

移動中は何回も意識を無くし、根性で乗り切り、雷鳥沢へ。
テント設営しここで、私はギブアップ。
取り付き偵察に出かけたM戸さんを見送り、テントで5時間ほど意識を無くす。

夕方になり、ちょっと回復し雷鳥荘へ温泉に入りに行った。
これが最高すぎました。源泉かけ流し♡景色も最高♡しかも貸し切り状態でした♡
白馬鑓温泉(来年こそ!)に行けなかった恨みはちょっと晴れました。

 

夕食は、M戸さんのリクエストですき焼き。

重たすぎる豪華食材の出番です。
病み上がりで私は、ほとんど食べれず、M戸さんが恐ろしい量を完食する羽目に。
「おいしかった!」って翌朝も思い出して呟いていたので、結果良しとしましょう。

夕日は素晴らしかった

2日目
取り付きまでの道は明瞭で、池の手前からは東尾根の全容もよく見渡せた。

本当は、私がリードしたかったが、前日の体調不良が抜けず、ビレイするのがやっと。(諦めて帰ればよかった。)
一方スイッチ入りノリノリのM戸さんはTCプロに履き替え、「ロープいらんていやな~」、「なぁ~んや」とか呟き鼻で笑いながら進んでいく。
顔が浮かびましたか?

ランニングは、カムで取り、終了点は、岩角でとる。

「カムが歩荷で終わらずに済んでよかった~」とのことです。
残置のボルトやハーケンは無い。(1本だけあったかな?)

 

 

実質最終ピッチで、ロープなしでガンガン登ってきた後続のパーティーに追いつかれる。

東尾根、どこからでも登れるし、ルートをどうとるかがお楽しみの一つってところでしょうか。
今回太ももが決まるくらいの被ったクラックが一か所、スラブとハンドサイズのクラックが一か所あったが
アプローチシューズでもこなせる感じでした。

帰り道は、念願の雷鳥に出会いました。そして、天気は崩れていきました。

 

龍王岳南壁を見て帰ってこようとしていましたが、登頂したらすっかりそんなことも忘れ。
ここは日帰りで十分楽しめる~と思いながら帰路につきました。

また、来年行くか?といわれたら、、、ですが、
3000M峰でありながらアプローチもお手軽でいい練習ルートであることは間違いないです。

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