20240203堂満岳雪山バリエーション

場所: 比良山系堂満岳

行動記録:イン谷口駐車場8:00→一般道分岐(中央稜へ)9:00→中央稜取り付き9:30 チムニー11:30三の谷~一般道へ イン谷口13:00

参加者:CL:K林、N澤(記録)

今年も一度は冬の八ヶ岳か北アルプスに行きたいなということで、雪山バリエーションのトレーニングとして堂満岳へ行ってきました。

10日程前に、かなりの大雪が降ったので期待していたのですが、イン谷口の駐車場にはほとんど雪がありませんでした。上の方にはあることを期待してスタートです。

駐車場からしばらくはほとんど雪がなかった。

一時間ほど歩くと、一般道との分岐点となる堰堤が左側に見えてきました。踏み跡もあり、それに従って登っていきます。雪はだんだん増えてきましたが、それでも少な目です。

堰堤からの第1ルンゼの登りですが、幅が広くて、3つぐらいのルートに分かれているように見えます。どちらにも踏み跡ありで、とりあえず一番広そうな左側のルートを進みました。

一番左のルートを登っていくことに。結構な急登。

堂満岳バリエーションは3年前に来ているのですが、雪の量が違うのを差し引いても、どうも前回と景色が違う気がしてきました。そろそろ取り付きの大岩が出てくるはずやのになあと思いながら、一度右側の稜線側に移動して確認してみると、反対側の谷の先に、見覚えのある取り付きの大岩が見えてほっとしました。とりあえず、ロスなく取り付きに着くことができました。

取り付きまでのトラバースはけっこう怖い。

1ピッチ目リードはK林さん。出だしからけっこう神経使うところなのですが、K林さんはなんなく進んでいかれます。

さて、私の番。片手にアックスを持って、雪の付いた岩をよじっていくのはやはり緊張します。以降、つるべで進んでいきました。

さて、核心となるチムニーまわりですが、ここら辺りはほとんど雪が付いておらず、ほぼアイゼントレーニングの状態でした。

チムニーの手前の辺り。まったく雪がない。

チムニーを抜けた後は、サイマルでしばらく進んでいきましたが、なだらかなところに出てきたのでいったん休憩。風もなく、じっとしていても暑いぐらいの陽気ですっかりほっこりとしてしまいました。

↓ 一仕事終えてほっこりするオジサン二人。

ということで、今日はこのぐらいにしておこうという話になり、ここから谷沿いに下山しました(三の谷から二の谷経由)。

下山の谷筋はずっと急こう配で、しかも気温が高いのでけっこう神経を使いました。私的にはこのくだりが一番核心だったかもです。

K林さんに下りのこつを聞くと、片足をついて沈み込む前に反対の足を出すこと、ということでした。

忍者のように下りていくKさん。

下山後は比良トピアでお湯につかってすっきり。少し物足りない感じでしたが、少しは感覚をつかむことができていい山行でした。次は八ヶ岳へ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です