2022年5月8日(日) 8:50〜15:30
天候:晴れ、但し稜線は10m/s以上の強風
参加者：M戸、W(報告者)
場所：鬼ヶ牙(三重県亀山市安坂山町)
＜行動記録＞
駐車場 8:50発 → 岩場取付 9:05着 → 登攀開始 9:20頃 → 登攀終了 14:00頃 縦走開始 → 鬼ヶ牙 東峰 14:28着 → 鬼ヶ牙 本峰 14:39着 → 臼杵山登山口 15:12着 → 鬼ヶ牙登山道入口 15:16着 → 駐車場 15:30着 下山
〜感想〜
行ってみたいな〜！と思っていた鬼が牙にいってきました。
M戸さんとロープを結ぶのは厳冬期の阿弥陀北陵以来です。
今回は、つるべで行きました。
も〜。どうやったらこんなねじねじなるの！
1p.5.7〜5.8のスラブ Wリード
３本あるルートの真ん中を行きました。
2p.下部はA0.上部5.8 M戸リード
出だしからめっちゃ悪いのが見えてました。
いざ行ってみてもフリーで抜けるのは難しい！
10.cくらいだそう。
いや〜、、、、パワー使いました。
これ、リードで行ける日は来るのか？
初めてアブミを使いましたが、これがまた重い。
3p.緩めのスラブ Wリード
えー、またスラブ。
高度感もあって眼下に新緑ナイスビューですが、脆い岩にメンタルやられます。
唯一の救いは、暑くもなし寒くもなし、カラッと晴れて、最高のクライミング日和だったってこと。
待ち時間も快適でした。
あと、いいボルトが程よくしっかりと打たれていたこともメンタル的にちょっとだけ救いでした。
4p.ちょっと立ってるスラブ M戸リード
少し進んだところにあるテラスで渋滞待ち。
無線機で、しょうもない話をしてると上から
ポロポロ小石が降ってくる。
ビレイポイントは岩影になるので被害は免れますが、
しょうもないギャグの後味の悪さは、、、(^_^)
5p.木登りとワイヤー登り Wリード
ザレてる急斜面を木登りで。これまた悪い、、
なんですか、木登り！
こうゆうの得意ですが、もうすでにお腹いっぱい。
一方M戸さんは本気のお腹ぺこぺこで超絶不機嫌！笑
（分かりやすすぎて！笑）
『もうちょい行ったら昼飯ポイントあるから！』と空腹感と戦いながら、ワイヤー登りをこなしてく。
広い安定した場所に出て、ちょっと食べる。
急に笑顔が戻り、笑いが止まらない。
よかったよかった（笑）
6p.稜線歩き コンテ
ドーンっと現れる鬼の角みたいな岩。
今まで、ものすごく穏やかで平和だったのに、
稜線上に出たら爆風に吹き飛ばされそうになる。
まるで鬼に追い払われてるかのよう。
ここまで来たので、簡単には帰れません。
あと少し、、、！
7p.鬼の角みたいな岩を左巻き M戸リード
『ここがラスボス！』だそうです。
一箇所怖いところがあると聞いてました。
どこかな、、、と思いながら進むと、、、
めっちゃ良さそうなアンダーのガバホールドが、
持つとポロポロ崩れる！！持てない！！！
仕方ないのでノーハンドでトラバース、、、
これがめちゃくちゃ怖い！！本気の鬼です。
M戸さんの言っていた核心部はその後に。
しかし、フォローだったからか、しっかりと手になるものがあったからか、さっきのノーハンドトラバースが怖すぎたからか、、、核心部感は薄れていました、、、
8p.〜コンテ
気は抜けない最後の岩場を進み、クライミング終了！
鬼ポーズだそう オレンジ色の鬼
そこから、２つの峰を縦走し、下山した。
振り返ってみると登攀してきた岩が見える。
あそこを登ってきたのか〜！と嬉しくなりました。
登ってきた方
本峰
車はキャンプ場の管理棟横、駐車場に停めました。
確認してくださったところ無料でした。奥の方に停めて、登山届けを出して下さいねの事です。
ありがとうございました！