160515 奥美濃 花房山

奥美濃の花房山に行き、カモシカに出会いました。

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2016年5月15日(日)曇りのち晴れ

参加者 モンド(L)、他3人

時間 東杉原登山口7:10~7:26入渓~11:39(昼食)12:23~12:56蟻の戸渡~14:03前衛峰~14:12花房山14:25~14:32前衛峰~15:16蟻の戸渡~16:04コブ~16:31栗の木平~17:25登山口

昨年同様藤橋城近辺でテント泊して、花房山に東前ノ谷から登ります。

沢装備にハーネス、ヘルメットで完全武装です。

橋を渡り左岸から谷に降ります。大きな滝は有りませんが、今日は沢登りではありませんので、全て巻きます。転落が怖いので、滝は全て小さく巻きます。

沢沿いですので、昨年同様、蛭が登場します。女性陣はキャーキャーです。モンドの手首に大きな蛭が巻き付きます。うまいとこに付きますね。良く血が吸えるでしょう。そうなる前に、まずコールドスプレーで動きを止めます。塩を入れたフイルムケースに蛭を入れます。其れから治療に取り掛かります。ポイズンリムバーで吸い出します。蛭は血を効率良く吸うためにヒルジンとゆう毒素を出します。これは血が止まりずらくなるのです。最後に特別性の軟膏を塗ります。

東前ノ谷にはエビネがたくさんありました。またギンランも二株ありました。

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昼食が済んだら、稜線の鞍部の蟻の戸渡を目指します。昨年はザイルを張って安全を期しましたが、今日の参加者は谷歩きでもサポートと言えば、押すか引っ張る程度でした。皆さん甲賀や伊賀忍者の末裔みたいな方達です。立木を持ち、獣道を伝って稜線の鞍部に辿りつきました。ここら辺りから、他の登山者と出会うようになりました。

疲れてはいますが女性陣は花房山は初めてですので、山頂を往復します。 下山の途中のコブと栗の木平の中間あたりで、「ガサッ」と音がして、鳴き声とともに獣が逃げて行きました。同伴の女性は「鹿」と言われますが、それなら、「ピー」と鳴くので、違うと思いました。 そしたら、「其れは私です」と言わんばかりに、声の主が戻って来ました。それはカモシカでした。 カモシカは、2年前にオオダワで見て以来です。その時は、写真が撮れませんでしたので、直ぐにカメラを出したら逃げて行きました。同伴のH氏曰く「動いたら逃げる」との事でした。でも、戻って来ました。再度カメラをかまえて撮ります。今度は、フラッシュに驚いて逃げましたが、また、戻って来ます。カモシカは好奇心が強いのです。H氏は口笛吹いて呼びまが、犬ではないので、一定の距離までしか来ません。此方は笛を吹きますが、近くまでは来ませんでした。其の内、遠くで見送るようにして、此方の方を見ていました。

下山後は、現地解散としました。

(記:モンド)

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