150802 比良山岳センター　ギア講習会

八日市山の会のギア講習会に参加しました。
２０１５年８月２日（日）晴れ
参加者　会員　新入会員　入会希望会員　未会員　モンド（報告）
八日市山の会の事業費で人口壁の使用料は賄われますので、今日の個人的な出費は有りません。しかも会員外の方も無料です。こんなにおおらかな会は有りません。無料で今日は懸垂下降、空中停止、空中脱出、人工登攀（アブミ登攀）空中懸垂、リードクライミング、トップロープクライミングが出来ます。

講習会ではまず懸垂下降の支点の作り方の説明が有ります。
山岳センターの人口壁ですので、支点が３ヶ所ありますので、２点を使い支点を作り、１点はバックアップ用とします。
シュリンゲと安全環付カラビナを使い、シュリンゲの一方は反転させ、例えカラビナの一方が外れても、もう一方で止まります。又バックアップしていますので、２点が外れても、もう一点で止まります。これで支点は完璧です。それでも懸垂下降でが一番事故が多いので、慎重な行動が必要です。リーダーは初心者は、最初にさせません。まずお手本を見せます。今日は１０名程の参加者ですので、初心者には丁寧に対応されます。

全員が懸垂下降で降りたら、モンドは昨日の山行の残り物の梨を出します。今日は暑く果物が一番です。空中停止や空中脱出の手順が実技で説明がなされます。あまり使われない技術ですが、知っておくことは大事です。段々とお日様が移動して人口壁にも日が当たり暑くなり、タープを張ったり、建屋の裏に避難します。建屋の裏はコンクリートの垂直の壁で、ホールドが取り付けてあります。此処でアブミ登攀です。
アブミはバランスが難しいです。
良い時間に成ったので影の所に入り、昼食に入ります。モンドは人口壁の裏で昨日のバーベキュー山行の残り物の焼き蕎麦を作り、５皿程回しました。飲み物はこれまた昨日の残り物のノンアルコールビールです。クライミングに来てビール等とんでもありません。先日のメカトロ倉庫でのクライミング練習では、余りにも昼間暑かったので、夕食の誘惑に駆られてビールを飲んでから、メカトロに出かけたら、全く登れませんでした。皆さん一杯ぐらい何ともないと思わないで、山ではどんな危険が待っているか判りませんので、アルコールは控えましょう。
可動式の人口壁をマックスまで倒します。支点の位置を考えたら、落ちたら大きく振られます。フェンスに当たる迄振られました。まるでターザン（古いね）みたいになりました。

固定壁では最終地点まで登られます。

空中懸垂もあります。

最後の〆の写真です。

４時近くになり、固定壁のヌンチャク回収で事故発生です。何とも言えない音がしました。高い所から落ちたらだめですね。携帯電話が壊れました。