日時:2022年10月8日(土)
場所:御在所岳
参加者:N澤さん、K森さん、S伯(記)
行程:7:00 裏道登山道駐車場集合→7:40 藤内小屋到着→8:30ヴィアフェラータ取り付き→9:30 中道登山道7合目→10:30山頂・昼休憩→12:00富士見岩取り付き→13:30 砦岩到着→14:30 藤内小屋到着→15:00駐車場到着、解散
N澤さんに誘われて御在所のヴィアフェラータに行ってきました。ヴィアフェラータとは「鉄の道」という意味らしく、金属の手すりやロープが取り付けられていて、クライミング初心者でも楽しめる場所なんだとか。
↑今日の藤内小屋。まだ人は少ない。
↑今日の藤内。予報では晴れの予定でしたが、少しガスが。風が冷たくて、意外と寒かったです。
↑下から見た砦岩。帰りはこちらから降りてくる予定。
↑目印のウサギの耳。この岩の向かい側から取り付きを目指して行きます。
指差してる方向から入って行きます。(写真の右側に行くと前尾根方面に行きます。)
初っ端から藪漕ぎ。すぐかれ沢に出ますが、かれ沢の左側に踏み跡があるので、それに沿って歩きます。
↑左手に目印のホッチキスが。ここを超えたら取り付きです。N澤さんがしっかり調べて来てくださったので、迷わず来れました。
↑ここからヴィアフェラータの始まり。写真で見たやつ!
一応パスで安全確保しながら登って行きます。
いや、結構怖い!ちょっとトラバースしてるし。
ホッチキスを超えると最初の難関が。
N澤さんはロープ無しで危なげなく登られましたが、私は難しかったので、ロープ出してもらいました。。途中にビナをかけられるとこはありました。
↑登りきると前尾根が見えます。
続いてのポイントは通称メタボ岩。
岩の間を通って行くのですが、風が強くて強くて。なかなか前に進めませんでした(・・;)
順調に進んでいくと、壊れた梯子が出てきます。ホッチキスと金属製のロープが付いてます。こちらも安全を確保しながら登ります。
スラブをトラバースして行くのですが、風が…
強風に煽られて怖かったです。御在所はいつ来ても風が強いですね。
↑登り終わると、フクロウの目印と残置ロープが。本当はここを懸垂で降りて、次のポイントに向かわないと行かなかったのですが、間違えて巻き道を行ってしまい、一つ飛ばしてしまいました。残念。
最後の難関、クラックルート。下部はロープがあるのですが、上部は撤去されたそうです。途中にボルトがあるので、ここはロープを出してN澤さんにリードしてもらいました。
↑普段はふざけてますが頼りになるN澤さん。
クラックルートが終わって少し歩くと中道登山道の7合目に合流します。これでヴィアフェラータは終了!クライミング初心者でも登れると聞いてタカを括っていましたが、結構難しかったです(^_^;)
きちんとクライミングされてる方は簡単に感じられると思います(-ω-`)
この後は富士見岩を行く予定でしたが、取り付きが見当たらず、普通に中道登山道を歩いて山頂まで来てしまいました。
8合目の大きな岩の近くに取り付きがあったようです。
何度か御在所には来ていましたが、この日初めて山頂に来ました(笑)広々とのんびり出来る場所でいいところでした。
帰りはせっかくなので、富士見岩を逆ルートで降りてみることに。
ロープ貼ってあるところをくぐって降りて行きます。しばらくするとザレ場が現れてきます。
ここから懸垂で下まで降りました。
ロープは50mを持って行きましたが、下までギリギリでした。
でも本当ならここを登るのか、と思うとそれもそれで難しいような…(・・;)
降りたらすぐ、中道登山道の8合目に繋がっていました。そこから6合目のキレットを過ぎたあたりに立岩の看板が。
ここを左に入って砦岩に向かいます。
迷いながら赤テープを目印に何とか砦岩まで到着。
N澤さんとK森さんのルーファイ力に脱帽です。
砦岩には人っ子一人いませんでした。
人気無いのかな(^^;)
ルートは何本かありましたが、難しそうでした。またの機会に。
↑帰りに少しだけ熊岩を見学。
私はもうヘトヘトだったので、今回は見るだけで終わりました。
ヴィアフェラータ自体は1時間ほどですぐ終わったのですが、富士見岩逆走と砦岩取り付きまでがスリリングで、今回もワイルドコースとなりました。
N澤さんの同級生が営んでるカフェ「cafe つむぎ」さんです。帰りに立ち寄らせてもらいました。
木造建築で内装も可愛く、パンとコーヒーも美味しかったです(^^)
近くに行かれた際は是非、立ち寄ってみてください。
という訳で、長くなりましたが、今回も色々経験させてもらいました。
N澤さん、K森さん、ありがとうございましたm(_ _)m