【冬季バリエーション】八ヶ岳(阿弥陀岳北稜、赤岳)
日付:2021年2月13日(土)~14日(日)
参加者:H藤(CL)、M戸、N澤(記)
【2日目】
(前日の続き)
テントに到着してほっとしたのもつかの間、H藤CLはなんと缶ビールとウイスキーを隠し持ってきていることが判明!(装備表の酒の欄は空欄でしたよ)。
M戸さん「赤岳鉱泉まで行けば売店ありますよー」
N澤「えっ、ほな買いに行きましょう!」
ということで、M戸さんと買いに行くことに。このとき、私の頭の中では、赤岳鉱泉は目と鼻の先にあるものだと…。
むちゃくちゃ遠いですやん…。
一山越えましたやん…。
赤岳山荘から行者小屋まで重いザックを背負っての第一の試練、阿弥陀岳北稜アルパインの第二の試練、そして、こんな第3の試練が待っていたとは思いもしなかった…。
さて、2日目は赤岳への登頂。どうせなら、スタートを早めてご来光を見ようということになり、朝5時に行者小屋をスタート。
今日は重い装備も持っていないのに、やはり足取りが重くなかなかペースが上がらない。
40分ほど歩いて最初の給水休憩。このとき、私以外の2人は用を足しに行ったのだが(小のほう)、思えば、この2人はこれが今日初めての用足し。
昨夜寝る前に順にトイレにいき、夜中に私一人だけまたトイレに行った。そして、朝出発前も私だけトイレに行って、この2人は行かずに出発した。
うーむ、なんという強靭な膀胱や。膀胱まで山仕様に鍛えられているのかとつくづく感心してしまった。
さて、そのあとは、思い足を何とか持ち上げつつ高度を稼いでいき、日の出前になんとか、赤岳展望荘前に到着!
目の前にはどこまでも続く雲海が広がり、今日も富士が頭を出していた。ここで日の出を待つことに。
15分ほど待つと、ようやくご来光が。
また、今日も胸の奥が震えてきた。やばい…。
さて、ご来光を拝んだあと、赤岳山頂を目指す。雲海と富士を見ながらの稜線歩き。喜びを噛みしめながら歩いた。雲の上を歩いていけるかのような錯覚を感じながら。
赤岳山頂で記念撮影。
(後記)
今回、「N澤さんの写真集作ったるわ!」といって、お二人がいつの間にか、かっこいい写真をいっぱい撮ってくれてました。
こんな”バエー”な写真も撮ってもらえるので、会員の皆さん、次回はぜひ合宿に参加してくださいね。