山行日:2021年1月30日(土)
参加者: H藤(CL)、M戸、 I口、N澤(記)
行動記録:
7:30 イン谷口駐車場着 → 8:00 第一ルンゼ出合(堰堤) → 8:40中央稜取り付き → 13:00 中央稜終了点到着 13:30 第一ルンゼ懸垂下降開始 → 15:30 懸垂下降終了 → 16:00 駐車場着
所感:
今日は、冬山バリエーションルート入門ということで、比良山系の堂満ルンゼへ。
7:30にスタート地点のイン谷口に到着。この辺りは新しい雪が乗っているだけで、第一ルンゼ出合まではアイゼンなしで歩けた。
30分ほどで第一ルンゼ出合の堰堤に到着し、アイゼンとギア類を装着して、第一ルンゼを登り始める。
ギアの装着完了。いざスタート!
雪は少し降っていたが風はほとんどなく、ギアの擦れ合う音と、ピッケルが石をつく金属音だけが、静かな谷間に響くのが心地よかった。
だんだんと勾配がきつくなりピッケルを使っての登りとなるが、雪が薄い上に岩が脆くて、ピッケルをなかなかうまく効かせることができない。
トラバースで怖げなところも。
危なげなところも数カ所あったけれど、2人組の先行パーティがいたおかげで、ほぼ迷うことなく中央稜取り付きに到着。さて、先行パーティに続いて、まずはH藤さんとI口さんのパーティが登攀開始。
本とYouTubeでだいぶ予習はしてきたけれど、不安になってきたので、待っている間にマルチピッチの流れとコールの掛け方についてM戸さんに再確認させてもらう。
それにしても出だしからやっかいそうなところ。
取り付きすぐの難所に挑むI口さん。
I口さんが最初のコーナーを回ったところで、いよいよM戸さんがリードでスタート。しかし、M戸さんがスタートしてだいぶたつのに、なかなかコールがかからない。前が渋滞してるのか、何かトラブっているのかと不安になり始めた頃、ようやく「ビレイ解除~!」のコール。
雪山のマルチピッチは待ち時間が孤独やなあと実感。
中央稜は難所は数カ所あったと思うけれど、比較的稜線歩きのような個所が多かった。ただ、最後に出てきたチムニー部は、柔らかい岩が信用ならず、丈夫そうな岩ががばっと取れたりして神経を使った。先行の人らも落石があって危ない場面があった様子。
稜線にしがみつくN澤。
チムニーを抜けた後、最後のピッチ(5ピッチ目)を登っていくと、先行の3人の姿が見えた。ここが中央稜の終了点の模様。この時点で、予定より時間が押してしまっていたので、山頂は諦めて、ここから第一ルンゼを懸垂下降することになった。
60mシングルロープ2本担いで懸垂下降中のH籐CL。
60mシングルロープ2本での懸垂は、ロープが重いせいで、下降時のロープの流れが悪くなることを体感。体が振られてけっこう疲れた。それと、ビレイ器へのロープセットもロープが重くて大変。最初にロープを差し込む方向を間違えてしまい、その後も焦って何度も失敗して時間が掛かってしまった。猛省(反省点1)。
ロープが思うように出ず苦労した。
さて、堂満岳中央稜は、今回は雪が薄くて脆い岩に苦労したけれど、初心者がピッケルワーク、アイゼンワーク、ロープワークを習得するには、とてもいい場所に思えた。
今シーズン、また雪が積もったなら、ぜひもう一度来たいと思った。
登攀中は厳しいけど、カメラを向けるとおちゃめなM戸さん。
いつもさわやか笑顔のH藤CL。
こういうノーズはだめ。新人の人でこれからギアをそろえる人、注意しましょう。
反省点2:今回の山行にあたり、アルパインクイックドローを3本新調したのだが、回収時、ゲートからスリングやロープを外すのにえらい難儀した。原因は、ゲートのノーズ形状がノッチ型だったため、ロープやスリングを外すとき、ここに引っかかって外しにくかった。また、カラビナ自体のサイズが小さすぎて冬手袋だとよけいに操作しづらかった。こういうギアは、やはり実物をちゃんと見て、実際に操作性を確認して買わないとだめやなあと痛感した次第…。









