151017 鈴鹿 御池岳

職場が急に休みとなり、天気も良いので、一人で山に行きます。単独山行はモンドにとっては好むところでは無いですので、一番多く登っている鈴鹿最高峰の御池岳を選択しました。
単独山行を好む方も居て、メリットも多々あります。しかしデメリットもあります。10月3日に登った比良の白滝山では9月に行方不明となった登山者の家族の方が、チラシを配ってられました。これが単独山行で無かったら、問題なかったと思います。

2015年10月17日(晴れ)
参加者 モンド(報告)
時間 登山口8:55~9:25鞍掛峠~鉄塔~10:07P1056~10:30鈴北岳~元池~10:57日本庭園~11:08西のボタンブチ(昼食)11:45~11:54御花池~12:24ヒルコバ~12:55鈴北岳13:00~P1056~鉄塔~14:12登山口

御池岳は数年前の鉄塔点検でキャタピラ車が走り、登山道が複数になっています。又尾根の途中から、尾根道とトラバース道が有り、道標など無いのです。
日本庭園は10年以上前と随分植生が変わり、以前は笹薮だったのに、いまはこのような苔に覆われています。

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今回も鈴北岳からは登山道を外れます。此処までは前回よりも登山者は増えて山ガールも登ってられます。中にはリーダーから地図読みのレクチャーを受けてられます。モンドが横から見たら、地図がさかさまです。地図は北を上にするように見るのが基本です。そうしないとコンパスを当てた時に北と南を反対にする場合があります。
コンパスを併せて何時ものルートから元池、日本庭園と歩き、西のボタンブチに行き早めの昼食にします。今日は早く下山する必要が有るのです。

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西のボタンブチからは御池林道の御池橋が見えます。以前は御池橋から登りましたが、最近は危険すぎて登れません。御池岳の急斜面は落石が頻発するのです。これは笹が無くなり、雨が降れば土が流され石がむきだしとなり、浮石だらけなのです。
草が揺れているので、よく見たら蝮でした。此方も蛇年ですので、可愛がってやろうとストックで追い立てたら逃げられました。キノコはブナハリタケとホコリタケかな。

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西のボタンブチで昼食したら、今回は御花池からヒルコバに向かいました。10年以上前に今回のルートでヒルコバに向かっていて、鈴北岳に向かうというリングワンデルング(濃霧吹雪のために方向がわからなくなり,同じ所を大きな円を描くようにぐるぐる歩き回ること。)に陥りました。今回は雪もありませんし天気も良いので、そんな馬鹿な真似はしません。上手にトラバースしてヒルコバには最楽ルートで到着します。

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ヒルコバからは登山道で鈴北岳に向かいますが、登山者が少ないので踏み跡は薄く、落ち葉で判り辛く度々登山道を外しました。外したら足の感覚が違いますので、直ぐに判ります。
登山道にテープで囲ってられる場所が有りました。大穴が空いていました。

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御池岳は石灰岩の山ですので、度々このような穴が空きます。以前雪の時期に穴に落ちて助けを求められている方に遭遇しました。女性が穴に落ち、男性はその周りをぐるぐる回ってられました。モンド持参のザイルを出して、数人がかりで引っ張り上げました。
鈴北岳で一人の若者と出会い、鈴ヶ岳に向かうとの事でしたので、八日市山の会の宣伝をして、地図3枚セットをあげました。
13時から下山開始しましたが1時間では今回も降りれませんでした。又前回は尾根ルートの途中からトラバースルートに入る所は多くの白いテープが有りましたが、全て撤去されていました。山で取って良いのは写真だけ、残して良いのは思い出だけの考えもありますが、テープを付けて登山道が判るようにするという考えもあるし、テープ等有るから、テープを頼らなければ歩けない登山者ではなく登山客が入り込み遭難するとの考えもあります。下山したら、大型バスが止まっていました。一人で登れ無い登山客はお金を出して安全を買って下さい。

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