岐阜県側からの三周ヶ岳は夜叉壁を見ながらの岩場を登る爽快なルートである。
2015年9月5日(土)晴れ
参加者 モンド(報告)、他4人
時間 池ノ又谷林道終点駐車場8:53~10:11幽玄の滝~10:46夜叉ケ池~12:34三周ヶ岳(昼食)13:21~15:04夜叉ケ池~15:50幽玄の滝~16:55駐車地
登山口には立派な看板が有ります。
此処は遊歩道のように整備されていますが、最初は谷沿いに道が有りますので、直前の出発した家族連れの娘さんはザックも持たず、足元は運動靴でしたので、難渋していることでしょう。山はやはり登山靴でしょう。
谷は清らかな水が流れていて可愛らしい生き物もいます。
谷を渡る所は橋迄設置されています。
谷を離れたら左岸に遊歩道は続いていて、緩やかに登り、ブナが多くあります。
一抱えもあるブナもありハグします。
1時間程歩いた所で、伝説の幽玄の滝が有ります。
いよいよ岩場の急登ですが嫌という程ロープが有ります。
鞍部が見えてきたら、直ぐに夜叉ケ池に到着します。予定では10時半でしたが10時46分と16分も遅れました。しかも予定よりも7分早めに出発していますので、モンドにしては遅れ過ぎです。モンドの名前は緑水氏の命名ですがダイヤモンドから来ています。ダイヤは宝石では無く、JRの時刻表のダイヤです。それ程時間に正確だという事です。
夜叉ケ池が通常の登山客は終点です。我々の直前に出発した親子も我々を直ぐに追い越したカップルも此処まででした。我々は最初から此処から2時間の三周ヶ岳を目指します。此処からは6月に歩いた時よりも、笹が成長して藪分けが厳しくなっていました。前方には10名以上が進んでいますので、蜘蛛の巣と熊の心配はありません。只藪分けの道は両側が崖ですし岩場もありますので、慎重な行動を必要とします。
三周ヶ岳は山頂部の切り開き部分が狭いので、何としても先行者を追い越さねばなりません。途中の広場は1ヶ所しかありません。丁度そこで立ち止まって進むべきか、撤退するかされていましたので、素早く通過します。
その後はますます藪はきつくなりますが、6月に歩いてますので、外す事は無く、予定の12時30分に遅れる事4分で到着します。この藪で4分ですので、こんなものでしょう。昼食して集合写真を撮り、予定より1分遅れて戻り始めます。諦めたと思った、名古屋のパーティがやっと来ました。夜叉ケ池に戻った時には登山客の姿は全くありませんでした。
水が無くなったので谷水を補給します。
岩場の下りは危険ですので、時間を掛けてゆっくりと降ります。また遊歩道でも時間をかけ、休憩も意識して多めに取ります。事故は下りが多いのです。今回は何時もより1時間も早い出発時間にして余裕を持たせましたが、下山は予定よりも45分も遅れてしまい、16時55分でした。正確な下山時間よりも安全な下山を優先させます。