日時:2025年5月4日(日) 8:00~16:00
天候:前夜雨→当日曇りのち晴れ
参加者:M戸、I関、O田、S根、F田(報告者)
【行動記録】
御在所岳裏道登山駐車場 8:16→藤内小屋 8:50→7合目 12:55→兜岩&立岩 13:14→昼休憩(30分程度)→藤内小屋 14:53→御在所岳裏道登山駐車場 15:51
【報告内容】
車を山道付近の駐車スペースにとめ、準備ができたらいざ出発。此度の山歩きでは、地図の見方やセルフの取り方等の基本を要所要所で学びつつバリエーションルートを楽しむ流れとなりました。
最初の目的地は藤内小屋で、ここが最後のトイレ設置場(1回百円)になります。このタイミングで方位磁針を使った地図の見方をM戸さんにレクチャーいただきました。近頃は山アプリを見ながら右往左往することが多くなりがちですが、山道は真っ直ぐ一方向に進むのが基本とのこと。ルートを区切り、各ゴールへ着く度に方位磁針を使って方向転換をするのが正攻法らしいです。方法さえ理解できれば、理屈もシンプルで迷いにくい進み方だと実感しました。

↑ 等高線図と方位磁針
短い講座が終わったら、早速ヴィア・フェラータ取り付きまで進みます。途中には「兎の耳」が。

↑ 一面真っ白な岩道。涼し気な色合いで気分が上がります。

↑ 途中にある「兎の耳」の形をした岩。縦に走るクラックに興奮気味なメンバーもちらほら。
ルートに取り付いたらハーネスやカラビナを装着します。ハーネスを付けるとリュックの腰ベルトを締めにくくなりますが、ベルトを裏返してリュックに巻き付けるように締めると邪魔にならないそうです。
さて、実はこの時点で体力不足を痛感していた私。数年前は少しの傾斜ならひょいひょい登れていたのに・・・と鈍った体に直面しておりました。念のため「体力無いですアピール」をするとOS-1の支援を獲得。ありがたや。
装備が整ったところで最初のポイント、大きなホッチキスを登ります。手足の置き場が明確なので難しいルートではありませんが、前夜が雨で岩場が濡れていたため、ロープを出してもらうことに。岩場を登る際は一人ずつ登り順番待ち=休憩時間が発生するので、このあたりから体力不足は気にならなくなりました。

↑ 1ポイント目のホッチキス。大きな足場ですが、滑るかもと思うと慎重な登りになります。
2ポイント目。岩登り感が増してきました。難しかろうか易しかろうが、岩を掴んで登るのが矢張り一番気分が上がりますね。パッと見だと分かりやすく段差があるので楽々と登れる―――と思いきや、どこか無理のある体勢で登っている気がしてならない私。クライミングシューズでないことで足場を信用できなくなっているようですが・・・これは即ち、クライミング基礎の不充分さがあらわになっているということ。以降にあるスラブでも足場を整えることができず、一人だけ過剰にビビりながら登っていました。

↑ 2ポイント目の階段状スラブ
3ポイント目の下るルートでは体験も兼ねて懸垂下降をしました。時間が限られていることもあり、今回は簡易懸垂を実施。待機中、風がとにかく強く吹いており、寒いだけでなく体勢がブレて飛ばされないよう気を付ける必要もありました。

↑ 3ポイント目の懸垂下降

↑ 4ポイント目の下部。ホッチキス下のロープを足場にして体を引き上げます。

↑ 4ポイント目の上部。写真右側へトラバースしてスラブを抜けます。このスラブで私は上手く足場を見つけられませんでした・・・
最後にヴィア・フェラータの核心部。まずはM戸さんがリードで登り、フォロービレイしてもらいながら私達も登ります。




↑ ヴィア・フェラータ核心部。開けた場所で見晴らしが非常に良かったです。
最終ポイントを抜けたら、7合目地点→兜岩→立岩と移動して昼休憩に。充分に休んだら下山します。途中、スポートクライミングまでのルートへ入ったり、道に迷ったり、落ち葉に足を滑らせて肝を冷やしたりしながらも無事藤内小屋まで辿り着き、山を下りました。
1日を通じて感じたこと。少しクライミングスキルを要するバリエーションルートと聞いて楽しみにしていましたが、体力不足・クライミングスキル不足・山歩きの怖さ(滑る・迷う)を目の当たりにし、山初心者である私には大いに学べた日となりました。これを機に少しずつでも己を鍛えていけたらと思います。
うん、でも楽しかった(^^)/