20231028-29 秋山合宿 大杉谷

日付:2023年10月28日(土)~29日(日)

場所:大杉谷

参加者:M戸(CL)、N澤、F谷(記)

行動記録:10/27(金) 22:00 東近江市役所駐車場集合 出発
大杉渓谷駐車場着 1:00 着後車内にて仮眠

【1日目、10/28(土)】
・大杉谷登山口登山開始6:31 → シシ淵 8:50 → ニコニコ滝 9:15 →  平等嵓9:28 → 桃ノ木小屋 10:00 →
七ツ釜滝 10:50 → 光滝 11:34 → 堂倉滝 12:22 → 粟谷小屋 13:35着

【2日目、10/29(日)】
・粟谷小屋7:01 下山開始 → 堂倉滝 7:50 → 七ツ釜滝 9:01 → 桃ノ木小屋9:40 → 平等嵓10:10 →         ニコニコ滝 10:16 → シシ淵 10:27 → 千尋滝11:10~11:30 → 大杉谷登山口12:50 着
・東近江市役所 17時頃着  解散

 

 

秋山合宿に行ってきました!

Ⅿ戸会長よりお誘いありネット検索にて大杉谷登山センターのページを見ると「日本三大渓谷」とある。大杉谷(三重県)、清津峡(新潟県)、黒部峡谷(富山県)であるらしい。谷を名字に抱く者として、昨年の秋山合宿にて黒部渓谷下ノ廊下を踏破したので二つ目を、かつ小屋泊まりなので山行不精の身(今年初山行!)でも大丈夫だろうと思い参加希望しました!直前例会にて今回参加を見送ったS根さん発案と知る。参加人数によっては昨年の下ノ廊下方式(上流発下流発と二隊に別れ途中で合流鍵交換)も検討されたが一隊で粟谷小屋往復となる。

 

<状況・所感>

【1日目】

いざ出発

出発直後

初めまして大杉谷ブルー

天気よく、そこまで急がなくても大丈夫だろうと、6時半に出発。山行ルートは明確の様子やし、小屋泊まりで身軽やし、個人的にはやや気を抜いて出発。軽い起伏はあるものの、登りはきつくなく快適。どんな滝が待ち受けているのかな~と少し観光気分で歩いていると、「せっかく地図持ってきたし初めてのところやから読図しながら行きますか」とⅯ戸リーダー。さりげなく訓練を入れ込み、観光気分から合宿山行であることを再認識。実際に繰り返し読図を行い、勉強になりました。

 

千尋滝  せんぴろと読む

吊り橋大好き

シシ淵にて滝行

ニコニコ滝  この滝だけ名前が妙

平等嵓を望む

写真をパチパチとったり、読図をしながら、また時折り休憩をとりながらでもコースタイムを上回り、ゆっくり歩きながらでも、予定より1時間20分も早く桃ノ木山の家に到着、トイレを拝借。今回の計画では唯一の途中トイレスポットである。山行ルートは峡谷にて登山道から離れにくく、排泄を野でいたせる場所は少なく、急を要すと難儀であるため山行計画における検討事項のひとつですね。

山小屋の中に入るとなかなか雰囲気が良く手入れが行き届いている感じ。次回泊まるならここかななどと話す。このままでは粟谷小屋にかなり早く着いてしまい、宿主を待つことになってしまう(15時過ぎの到着予定で予約を入れているため宿主は到着時間に合わせて車で小屋に行くことになっている)かも、とゆっくり休憩し、のんびり行きませうとなる。

 

七ツ釜滝

 

      

そこに岩があるから

 

    

そこに丸太がかかっているから

渡るふりだけです(*^^*)

 

堂倉の滝

分け入っても分け入っても谷。傾斜はきつくないし、転倒・落下をすると命に関わるような様な険しい場所もあるが鎖や滑りやすい岩場にはセメント等で滑り止めも施してあり、山・岩の歩き慣れと危険個所・状況の判断ができる人であれば心身の緊張度は高くない、と思われる。滝もそれぞれの魅力があって飽きず、懐の深さを感じる。堂倉の滝は「峡谷の盟主」という雰囲気。

堂倉の滝から粟谷小屋までは一気に勾配がきつくなり、山ブランクの影響も重なりバテバテとなり粟谷小屋へたどり着く。N澤さん、Ⅿ戸さんは余裕がありそうです。

                     

予定より1時間半程早く着いてしまったので宿主はまだ来ておらず、小屋には入れないため、屋外で待っていると、標高もあり風も当たり、一気に冷えてくる。これでは凍えてしまうとN澤さんは持参の焼酎を取り出し冷えをしのいでいると、思ったより早く宿主が到着し、早速小屋に入らせてもらう。本日は一組のみの宿泊とのことで貸し切り状態である。てきぱきと準備を整えてくれて、一杯やってから広々風呂でゆったりしっかり温まった後はホカホカ夕飯と宴会で、我が家の様にして過ごす。小屋にあった本を見て、堂倉谷に沢登りのルートがあるのを知りⅯ戸さんは興味を示していた。

                        

           

 

【2日目】

  

我が家の様に朝食を済ませ、粟谷小屋を出発。

 

堂倉の滝に別れを告げる

降りの景色は昇りとはまた違って楽しい

たぶん「隠滝」

 

平等嵓 ど~ん

 

 

2日目はさらに青空が広がった

 

一日で葉が色づいた

 

今年は暖かいためか紅葉が遅く、色づき始めという感じでしたが、2日間共に天候に恵まれ、ひとけが少ない渓谷にて、それぞれに個性的な美しさの滝々や水面、貸し切り状態となった静かな小屋での風呂・食事・酒・布団熟睡といったしみじみとした楽しみのある山行となりました。

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