20221203 金毘羅山アイゼントレ

日時:2022年12月3日(土)8:00〜16:00
天候:晴れ
場所:金毘羅山(京都大原)
参加者:O橋、M戸(報告者)

もう少ししたら雪が降りますね。積雪期クライミング/登山に入る前の恒例行事がやってまいりました(^_^)/
金毘羅山のロッククライミングゲレンデで、前爪のある10本爪以上のアイゼン(クランポン)を装着して岩場を登り降りするトレーニングです。急傾斜の雪稜や、雪稜と岩稜帯ミックスの場面では、アイゼンの前爪を上手く使いこなすスキルが重要になるので、毎年この時期に行っています。と、前置きはこの辺で。

アイゼントレ参加希望者は会で数人はいるのですが、残念ながら日程が合わず今回は新人O橋さんとM戸の2人のみ。O橋さんは、既に12本爪アイゼンを持っていて冬山には行ったことあるものの、このようなトレーニングは初めてとのことで、Y懸尾根で基本を教えながら必要に応じてロープ確保しながら、他にもアイゼントレしているパーティがあり、この時期ならではの雰囲気の中トレーニングを実施しました。

まずは、ザックを担がずにY懸尾根取り付きで1往復。次にザックを担いでY懸尾根の頭まで1往復。その後もう一度、Y懸尾根を頭まで上がりましたが、O橋さんが体力の限界でギブアップ。1.5往復で終了となりました。当会では慣れたメンバーだと3往復はしますが、初めての方がいる場合は、だいたいこんな感じです。

Y懸取り付き付近を登るO橋さん
下には、他パーティが登攀練習準備しています

アイゼン装着して登っているO橋さん
こんな感じで基本はノーロープで登り降りします
降りる方が怖かったそう

O橋さんを教えながら久しぶりのアイゼン登りに笑顔なM戸です(笑)
軍手2双を装着し、実際の冬場に近い手の感覚で

Y懸尾根取り付きから少し上がると
大原の素晴らしい眺望が観られます

アイゼン登りに慣れてなくスキル的に危なそうな幾つかのポイントで
M戸がロープをハーネスに付けて登って(ビレイはしていない)
上部でM戸がムンターヒッチによりフォロアービレイしました

ロープ確保しながら登るO橋さん
余裕なく必死だったそうです
最初はこんな感じで(笑)あとはアイゼン登りへの慣れですね
大原の眺望キレイです〜

Y懸尾根の頭の手前にある絶景ポイントで
達成感満載の笑顔を見せてくれました〜(*^_^*)

Y懸の頭でアイゼンを外して登山道を下山し、O橋さんは初めての金毘羅山だったので、途中にあるホワイトチムニーやピラミッド、ゲートロックのゲレンデに見学案内しながら、ちょうど日が落ちて本日終了。心地良い疲労感で帰路に帰るのでした。

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