尻付き岩クライミング

山行日:2021年7月31日(土)

参加者(敬称略):K合、M戸、I口、K保、N澤、H江、S川

行動記録:

9:30永源寺ダム 10:00取り付き

所感:

永源寺ダム近くの尻付き岩でのクライミング。この場所は、約30年前に会で開拓された場所で、その後、長年登られていなかったようだが、K合前会長がこつこつと開拓・整備された岩場である。

昔のトポ図に書かれていたメンバーの名前を見て、懐かしくて参加しというOBのH江さん、OGのS川さんも参加。

ダム近くの駐車場に車を停めた後、ガードレールの隙間をすり抜けて、谷沿いに進む。ちろちろと水が流れる谷を進むアプローチはなかなかスリリング。

15分ほど歩くと左手に大きな岩が見えてきた。

まだ、苔に覆われている部分も少しあったが、ルートの大部分は苔の除去がされていて、真新しいボルトが打たれている。

まずは、巻き道から上部に登り、そこから懸垂下降で支点を作るテラスまで下降。支点を構築して3本のロープを垂らす。

頂上付近から支点テラスまで最初の懸垂下降。

支点の細いテラス

支点の細いテラスに全員下降後、もう一度懸垂下降で取り付き点に戻り、トップロープで3班に分かれてクライミング開始。

各班の先行者は、「ぬめぬめやー」とか「もうパンパンやー」とか言いながら苦戦して登る。でも、みんな初めての岩場にトライするのをとても楽しんでいる風だった。

「思い出谷(仮)」にトライ中の河合さん

見た目より厳しかった「SUNPOWER」

午後からは、初心者向けのルートを開拓したいとのことで、入り口側のカンテルートの木の伐採の手伝い。まだ、岩の大部分が苔に覆われており、灌木があちこちに生えているが、これらを整備すれば、比較的やさしいルートができそうだ。今後、整備にも協力したい。

いままで、外岩でも整備が完成したルートしか登ったことがなかったが、未開拓、未整備のところをこうして自分たちのゲレンデとして作り上げていくのもおもしろいなと感じた。

また、平地近くで猛暑日だったにもかかわらず、ここは一日中日が当たらずとても涼しかった。他のメンバーにもぜひ登ってもらいたいと思った。最後に、ここまで整備くださったK合さんありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です