20210722-0723藤内壁

日程:2021年7月22日(木)~7月23日(金)

参加者:M戸、W(記)

目的:藤内壁、前尾根での岩トレ

行程:<1日目>一の壁にて2ルート、3ルート、左ルート、右ルート 登攀

<2日目>前尾根

 

感想:久しぶりにブログを書きます。

どうもW改め、“みちえ”と申します。

なぜ“みちえ”かと言いますと、藤内小屋の人に名付けられたからです。「おまえさんは、みちえちゃんって顔しとるの~!名前はみちえだな!わははは」と。来週も藤内に行きますが、藤内では私はみちえと名乗ることにします。せっかく名付けてもらったんで。(ノリと勢いがすごすぎて名乗り損ねました。)そんなご陽気な方が揃っている藤内小屋は、お風呂もあり(シャンプー◎)食事もおいしく、アットホームで格安でとても素敵な小屋でした。

M戸さんと藤内、前尾根に行くのはなんと1年ぶり。去年の8月末に初めて連れてきていただいてから1年が経とうとしています。

こんなポンコツもクライミングを初めて約1年になります。最近は、ジムにもコンスタントに通うようになりRPした課題も増え、気持ち的にも楽しくなってきました。何事も継続が大切だなぁとしみじみ感じています。

 

そんな私の話はさておき、今回は楽しみにしていた源次郎が天候不順のため中止になり、このような運びになりました。

山は逃げないのでまたきっとチャンスがあるはずと気持ちを切り替えて、藤内へ。

 

今回は贅沢に藤内小屋に泊まって朝早くから夕方まで遊んでやろう作戦でいきました。

 

一壁につくと、聞きなれた声が。KO-WALLでお世話になっているK子さんとお師匠様たちが先に登っておられました。ふと前尾根を見るとそちらにもジムでよくしてくださっている方々がいる!急に居心地がよくなりました。みなさん暑い中、頑張ってるんだな~とパワーを貰いました!

今日のテーマは、一の壁で初リード。

そもそも、一の壁に行くのも1年ぶりだったのでまずはM戸さんリードで2ルート、3ルートを登る。お次は、私の番。

中間支点、どのヌンチャクをかけるか、岩の形状、ルート、ロープの流れ、、、想像(創造)と工夫の連続ですね。フォローの時にリードがしてたことを何でこうしているのか、考えながら登るもののいざヨーイドンで始めても全部が全部最初からうまくいくわけはなく。とりあえず上までは行ける、セカンドのビレイもできる。でも、中間の取り方がなぁ、、、。(ここまでは良い感じだけどここがな、、、)というのを繰り返しながら過ごしました。トライして振り返りをして。

左ルート1回登って、じゃあリードで!ってやってみたけど、ロープが交差してる、、、?登るのに必死だったんだ。

完登できた!っていう喜びよりも、あそこはこのほうがよかったかなの方が直後は大きく、スポートとは違って全然納得のいかない1日でした。(2日目、前尾根から改めて一の壁をみてあそこでリードできたんだ!とあとからじわじわって感じでした。)

 

右ルートを登るころは暑さにもやられて結構へとへとで。最初の細かい感じがため息をつかせてくる余裕のなさでした。(でも最後までやり切った!)

 

ま、最初からうまくいかないから面白いんだよ!っていろんな人に励まされ、夏休みの宿題を抱えて1日目終了。

 

藤内小屋までの帰り道、「スイカたべた~い」を連呼していたら奇跡が。

 

なんと、同じ宿泊の人がスイカを担いで来てくれたそうで!!夕食後、私たちも有難くごちそうになりました。(スモモも!)こんなハッピーなことがあるなんて!頑張ったご褒美かな。頑張ってよかった!山で食べるスイカってなんであんなに美味しいんでしょう。神様ありがとうございました。(9月に合戦小屋行くとスイカ8月の半額なんですって。スイカの余談。)

~2日目~

朝から美味しい朝食をいただき、前尾根へ。

 

朝、5時前からすでに人が上がってきていて、びっくり。「暑くなるから朝早く。」というのはみんな同じ考えですね。取り付きには、すでに3人組が2パーティー準備していた。待ち時間を体験したのも実は今回が初めてで。噂に聞く5月ほどではないにしても、これまで私はたまたま人がほとんどいない前尾根を経験してきたんだなとしみじみ。(過去2回酷暑か強風で極寒)

P7前半ノーマルルートⅤ-(M戸リード)→P7後半(Wリード)

P6リッジルートⅣ(M戸リード)→ほとんど歩きだがリードの練習を兼ねてWが先に行く。

P5フランケ藤内沢側 藤内沢側ルートⅤ(M戸リード)→P4藤内沢側すべり台Ⅳ~Ⅴ(Wリード)→P4上部ルートⅤ(M戸リード)→P4上部ルート後半のスラブ(Wリード)

P3(M戸リード)→P2ヤグラⅣ(Wリード)

簡単なところは、リードさせてもらって新調したカムもたくさん使って、ヤグラを登り切った後は懸垂下降のセットからトップで降りるのを任せてもらった。最近受けた先輩方の熱血指導のおかげでロープダウンも気持ちよい感じできれいにできた。

 

待ち時間があったにしても、私の登攀スピードではまだまだで。

それは次の課題ということで、できたこと挑戦したことが多い1日になった。

ひとずつ、“できた”、“できる”を増やしていきたいなぁという思いと、道のりはまだまだ長いし遠いな、、、という思いに挟まれて帰ってきました。

 

そういえば、大きい山にこの夏は行く予定がないことにふと気づき、、、クライミング(特に最近楽しいクラック)に力を注ぐ夏にしようと決心しました。ポンコツですが都合合えばまた遊んでください。

余談ですが、P4取り付き付近で反対側の奥俣で11台のクラックに挑んでいた強すぎるクラック兄さんたちが手を振ってくれて、元気貰いました。前の晩にその人たちからトポを見せていただいたのですが、新しいルートらしくロクスノにしか掲載されてないとか?ご存知の方いらっしゃいましたらみちえまでお知らせください。藤内はほんとに遊ぶところがたくさんあるな~。

ふわふわウワムキソウですか?

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