20201121御在所 藤内壁 一の壁 前尾根クライミング

日時:2020年11月21日(土)
参加者: M戸、N澤(記)

目的:マルチピッチクライミング体験 岩トレ
行動記録:北谷橋 下部駐車場 → 藤内小屋 → 藤内壁 一の壁「2ルート」→ 前尾根「P7〜P3マルチピッチ」 → 前壁ルンゼ下降 → 裏道登山道 → 藤内小屋→下山(駐車場)

念願だった藤内壁にようやく連れてきてもらった。

この日は予報に反して、朝からときおり霧雨が。御在所の上にも大きな雲がかかっていて不安な出だし。でも、大きな虹が出てて、これは吉兆の印や!と気持ちを奮い立たす。

駐車場→藤内小屋→藤内壁への取り付きへと登っていく。

壁が大きく見えてきて武者震い!

一の壁の取り付きに到着し、準備を始めるも、猛烈な風で吹き飛ばされそうになる。

要領が悪くしどろもどろしている中、M戸さんに注意を受けながら、M戸さんリードで2ルートのクライミング開始。

なんとか上に到着も、あまりの寒さと風で歯の根も合わず、会話もままならないような状態。巻き道を下りたあと、日が当たっていて暖かそうに見えていたので、「前尾根に行きましょう」ということで、そそくさと前尾根へ。

前尾根の取り付きでは、先行パーティもいて、出だしはなかなか進めず。

アイゼントレの先行パーティ

順次、M戸さんリードで前尾根を登っていくが、寒さと待ち時間の長さで、体が冷え切って思うように動かず、足を上げるのに、自分の思っている位置より10cmほど下までしか届いていなかったり。

それにしても、ジムや練習の岩場と違って、上にも下にも誰も助けてくれる人はおらず、自分の判断で進んでいかないといけない恐怖感は想像以上だった。

P5?の割れ目を見たときは、思わずトランシーバーでM戸さんに「この割れ目、向こうへ渡るんですよね?」と聞いてしまった。M戸さんからは「そうですよ~」となんとも軽い返事。

そんなこんなでなんとかP3到着。全身疲労困憊。このとき15:30ぐらいだったので、時間的にP2やぐらはあきらめて、この日はこのまま下山することに。

とにかく、ほっと一安心というのが、P3到着時の気持ちでした。なんとか一壁、前尾根を経験できてうれしかったです。M戸さん、ありがとうございました。

下界はあんなに暖かそうやのに。

(帰宅後感想)

とにかく落ちたらあかんという恐怖感が強く、全身に力入りまくりで全身筋肉痛。両膝の周囲も真っ赤になっており(打ち身擦り傷)、いかに壁に張り付こうとしていたかががわかった。あと、待ち時間、ビレー中もきつめのクライミングシューズをずっと履いていたせいで、足指の痛みも相当ひどかった。ちょっと大きいのを買おう…。

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