20200905藤内一壁、前尾根




参加者:M戸CL、W(記)

行動記録: 一壁は2本
3ルート【Ⅳ+】
右ルート【Ⅴ】

前尾根は12時前から登ってM戸リードでP2ヤグラ下の時点で4時。
ヤグラを登って懸垂下降し下山。

コメント:

朝からとても良い天気。

劒岳源次郎尾根縦走が台風で中止になった為、前回の藤内で目の当たりにしてテンションが上がった前尾根に挑む事に。

Wは初めてのマルチピッチ。

7月に前尾根にトライしたS伯さんとY田さんから、足が痛くなる話を聞いていたのでクライミングシューズを新調して挑もうとしたところ、気に入ったもののサイズがなく購入できず、そのまま当日を迎えた。

店主から、足が痛すぎてどうしようもなくなったら

『ロープをしっかり抱きしめて、もうここから一歩も動けません!ロープは渡しません!おんぶして下さいっ!って言うんやで。駄々こねるんやで。』とアドバイスをいただき、

万が一、そんな状況になったら、そうしよう。

と心に決めて挑んだ。

 

前日までの激務で、疲れがあったのか、尽く熱中症の症状が出て、一壁に到着する頃には力尽きそうなフランダースの犬のネロ状態。

今日はもうダメかもしれない。

と、弱音を吐きそうなところに

オヤジギャグを連発して突然の寒波を巻き起こし、熱中症も吹き飛ばすパト◯ッシュことM戸氏。

 

原監督のグータッチではなく、パト◯ッシュポーズらしい。笑わせていただおかげで奇跡的に体調が回復する。

暑すぎる。でもススキの穂が出て赤トンボが沢山飛ぶ秋の始まり?の藤内。

体調が少し回復し、一壁を登る。沢山の人で賑わっていた。

気を持ち直して、本日のメインイベント前尾根に取り付く。

雷がゴロゴロ鳴る中のスタートで、大丈夫かどうか、不安でいっぱいだったが、体調がどんどん戻って調子が良くなると共に雷鳴も消えた!

パト◯、、、M戸氏を信じてビレイし、登っていくたびに高度感も増し、景色もよく、爽快感と達成感の連続で、テンションも上がる。

足が痛くならない対策をして、どんどん進む。

全てセカンドだったので、今度はリードで一つでも行きたい。

ヤグラ前。楽しすぎて。

あと少しでゴール

ご褒美のヤグラからの眺め!最高!

懸垂下降し、下山へ。

だだをこねる必要もなく、心から楽しめたのもパト◯、、、M戸氏のおかげ。

 

自分には、まだ早いかな。と思っていた前尾根。M戸氏のリードとフォローで、無事にやり遂げる事ができ、とてもいい経験になった。なにより、景色がよく本当に楽しい一日になった。

 

終了点の作り方やダブルロープでのリードの仕方、ビレイの仕方をさらに習得していきたくなった。

 

 

暑い中お疲れ様でした。前半は元気なくて心配しましたが途中からいつものWさんに戻ってクライミングを楽しめたようで良かったです。今後は一壁を4本程登ってWさんリードで何本か登り、前尾根もリードで登れるピッチを少しずつ増やせれば良いですね。(M戸 追記)

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