最初の計画では、岐阜県側の池ノ又谷林道から登る予定でしたが、神又までしか入れない事が判り急遽福井県側の岩谷川から入る事にしました。又天気も悪く当初の参加者は女性5名とモンドの山行の筈でしたが、最終的に二人だけのカップル山行となりました。
2015年6月27日(土)曇りのち雨
参加者 O女史 モンド(報告)
時間 岩谷川登山口8:24~8:52滝~9:05大栃~10:49夜叉ケ池~12:40三周ヶ岳~14:27夜叉ケ池~15:50大栃~16:18登山口
登山口は車が何台も駐車できるように整備されていますが、軽トラを含む2台だけしかありませんでした。我々が歩きだしたらバイクが1台来ました。
途中には滝や大栃が有り、滑りやすい橋もありますが、谷は美しいです。
夜叉ケ池では本日の登山者全員集合です。夜叉ゲンゴロウの保護観察員、バイクの兄ちゃん、福井の若い男女4名これで全てです。三周ヶ岳に向かうと言うと観察員は登山道は有りませんと言われます。若い男女も少し進んで戻ってきたみたいです。お勧めできませんと言われ熊が出ますよと脅されます。それでも我々二人は行きます。若い男女も誘いましたが、断られ軟弱者と言います。いえそうではありません。安全登山の見本です。ニッコウキスゲは僅かに残っていました。
県境稜線に出たら、痩せ尾根で何度もアップダウンが有り、まだかまだかです。登山道は無いとの事でしたが、モンドにとっては夜叉ヶ池までは遊歩道で県境稜線は立派な登山道です。只笹が被り、藪漕ぎよりも軽い藪分けです。しかし途中より降りだした雨で笹は濡れていますので、拾いもののカッパではびしょ濡れです。稜線には部分的に岩場もあり、池見物の軟弱者は遠慮した方が良いかな。
やっとの思いで三周ヶ岳に到着ですが、雨は降っているし、風もあるし、何より寒いので、軽く食べて引き返します。この稜線にはササユリが多く咲いていました。又此処の山頂は一等三角点です。
今日は御馳走を持って来ていましたが、何も手を付けず明日の山行に回して、只ひたすら来た道を引き返しました。しかし今日は二人でしたので、話す相手は一人ですので、たっぷりと話せました。一番のネタは男女二人での山行の過去のヨモヤマ話でした。無事下山したら今日山頂に続いて2回目の儀式でした。