独鈷山(とっこさん)山行報告

1.日時 2008年5月13日
2.山行 長野県 上田市 塩田平 日帰り
3.行動記録 西山前登山道 駐車場 9:00→頂上 10:45→駐車場 12:00
4.所感 上田市の南側に位置する独鈷山。その昔、弘法大使空海が山頂に独鈷杵(仏前で使う道具)を埋めた事から独鈷山と呼ばれるようになった山である。この付近の塩田平は「信州の鎌倉」と呼ばれるほど数多くの文化財が残され、農業用の溜池が数多く存在する。雨が少ない地域に作られた溜池は200前後。時代の流れで減少したが、現在でも農業用の溜池として数多く存在する。いろんなルートがあるが、今回、前山登山口のルートを往復することにした。
 西前山の中善寺バス停を過ぎ、独鈷山案内板のある集落の中の道を車で進み、虚空蔵堂を右に見て畑の道を行くと数台のスペースがある駐車場があった。ここに車を停めて、準備をして登山開始する。 林の中を進み、沢沿いにしばらく行くと、不動の滝の前に出る。さらに杉林を進むとやがて唐松林に変わる。ここから急な登りとなり、尾根に出る。尾根を巻くようにミズナラ林を急登りすると宮沢からの道と出会う広場に出る。ここからわずかに登り山頂に立つことができた。この時期、遠くは霞んで見えないが、眼下に塩田平や子檀嶺岳、夫神岳、十観山が近くに見える。景色をしばし楽しんで往路を戻り、駐車場へ。その後、独鈷温泉に行くが、定休日で、島崎藤村ゆかりの田沢温泉、有乳(ゆち)湯(ゆ)で汗を流して帰路につく。

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