20230320 残雪期の武奈ヶ岳(八淵の滝経由)

日時:2023年3月20日(月) 8:30〜15:00
場所:比良山系 武奈ヶ岳(滋賀県)
参加者:M戸(報告者)
目的:残雪期の武奈ヶ岳を八淵の滝経由で楽しむ

<行動記録>
ガリバー旅行村バス停(登山者駐車場) 8:35発 → ガリバー青少年旅行村 8:41着 → 障子滝 9:15着 → 大摺鉢 9:24着 → 屏風ヶ淵 9:39着 → 貴船の滝9:43着 → 七遍返し10:06着 → 八雲ヶ原 10:57着 → パノラマコース分岐11:39着 → コヤマノ分岐11:42着 → 武奈ヶ岳 11:56着 (昼休憩) 12:14発 → 細川越12:35着 → 広谷13:15着 → 大摺鉢14:17着 → 14:24障子滝 → ガリバー青少年旅行村 14:47着 → ガリバー旅行村バス停(登山者駐車場) 14:53着 下山

<状況・感想>
最近忙しく、山に登れてなかったのと、残雪期の八淵の滝はどんな感じか、久しぶりに登ってみたいと思って武奈ヶ岳をソロで行ってきました。
ガリバー旅行村が4月から開村と知らずに、直前の看板で気づいてしまい登山口へ行けるのかちょっと不安でしたが、登山者駐車場は開放されていて一安心。平日という事もあり私一人でした。

登山道から障子滝へ下るルートに入ってドキドキ。以前に何度も登ってるしソロでも行ってるのですが、八淵の滝は毎度ドキドキワクワクします笑

障子滝の足が確実に濡れる渡渉箇所よりも前の、最初の渡渉がビビリました。足を置く石がどこもヌルってどうしようかと(^_^;(写真無し)まあ落ちても足元がびしょ濡れになるだけなのですが。沢登りの軽いヤツと思えば問題無しですね笑

そこから先、大擂鉢から上は、渡渉とルーファイしながら順調に登っていきました。貴船滝もいつもの通りで順調に。オガサカ分岐周辺は意外と残雪量が多かったです。日が当たりにくく融けにくいからかと思います。

八雲ヶ原周辺とそこから上部は思ったよりも積雪量は少なかったです。温暖化の影響からか年々積雪量が少なくなっている気がします。武奈ヶ岳山頂も、この時期にしては残雪はありませんでした。一方で、北陵には北側だけあって稜線には積雪があり一番楽しく歩けました。アイゼン無しでザクザク歩けて楽しかったです。細川越からは、沢沿いを何度も渡渉しながらになりますが残雪でルーファイが難しく、一度渡渉箇所を見失って戻る場面もありました。とはいえ、磁北線地図でのルーファイまでは必要なく、比較的順調に下山できました。

が、、他でアクシデントありました(^_^;
花粉症持ちでして、アレルギー薬を飲んで登山開始し、武奈ヶ岳山頂からの北陵歩きまでは大丈夫だったのですが、細川越手前からのスギの木の群生地あたりから鼻水が止まらなくなって、大きなくしゃみを何度もするし大変なことになりました。今回は同行者いなくて良かったです(笑) 他には、下山途中に結構近い距離で鹿に出会いました。くしゃみして追い払えてたと思っていましたが笑、お互いビックリでした笑笑

まじめな話に戻ります。
今回コヤマノ分岐から山頂へ行く途中に、遭難者を捜索中の消防の山岳救助隊の方にお出合しました。前日にイン谷から入山された方が下山されていないとのことで何か手がかりあったら教えて欲しいとのことでした。下山後の報道で、残念ながらお亡くなりになられたとのことでご冥福をお祈りします。

今回ルートには、登山者はほとんどいませんでした。コヤマノ分岐あたりから山頂、そして細川越あたりは、他ルートからの登山者がいるので、出会うことはありましたが、八淵の滝や細川越からの下山道は一度も出会いませんでした。今回の遭難死亡事故のように、ソロ山行は遭難時に重大なリスクに繋がる事が多いので相応の体力、行動や装備が必要と思います。磁北線を描いた地形図とコンパスを持って行きましたが、結局一度も読図せずともルーファイしながら行けました。また念のため軽アイゼンも装備していましたが、一度も装着せずに下山できました。但し、その年の残雪量によっては両方とも必要な場面があると思われるので、この時期は必ず装備していくことをオススメします。

より詳細に記載したヤマレコ記録はこちら↓

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5289696.html

 

障子滝
間近で観られるので
迫力あります

↓障子滝の動画

IMG_5786

貴船の滝
落差30mで迫力あります

八雲ヶ原
右上には武奈ヶ岳山頂
例年より積雪量は少ないです

コヤマノ分岐付近からの
武奈ヶ岳山頂を眺める

武奈ヶ岳山頂のM戸
他登山者に撮ってもらいました
天候はサイコーでした

武奈ヶ岳北陵から
細川越へ
ザクザク気持ち良く歩けました

広谷
この辺りで一番積雪多かった
道標が埋まっています

大擂鉢
ここまで降りてきたら
安心。。。かな?

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