日時:2022年12月10日(土)
天候:晴れ
場所:瑞浪 屏風岩(岐阜県瑞浪市)
参加者:T(会員外)、K(会員外)、M尾、W、M戸(報告者)
Topロープでもクラック クライミングが楽しめる、瑞浪 屏風岩へ初めて行ってきました(^_^)/
今回は、KO-WALL常連でクラック達人の会員外 TさんとKさんのお二人に、岩場をご案内頂きました。本当にありがとうございました！！
アクセスは、国道19号から駐車場へ通じる集落へ入るところがわかりにくいですが、駐車場から岩場へのアプローチは短く行きやすいです。但し、駐車場は少なく路駐になってしまう事が多いので乗り合わせていくのが良いです。(地域住民の方への配慮必要)
この岩場は、岩の上部に登ってTOPロープ張れるルートが多いことですね。(クラックだけでなく、スラブ、フェイス、カンテの好ルートが様々あるとトポに記載あり)
岩場に到着し、まずは、クラックルートの「あ〜らよ!(5.8):フィストからオフウィドゥス」を、Tさんがアップでリード登攀し、Topロープをセット頂き各自試登。Kさんはすいすい登り、クラック初登りのM尾さんとWさんはテンションしながらTop Outできましたが、M戸は2/3登った所で途中敗退し、ちょっと悔しい登り始めとなりました笑
あ〜らよ!をリードしているTさん
あ〜らよを登攀しているM戸
もう少し登ったところで途中敗退、残念(笑)
あきらめるなと自分に言う(笑)
あ〜らよ!の横にあるスラブルートの「たまごスラブ(トポに無くグレード不明)」をTさんがリードで登りTopロープをセット頂き、KさんとWさんが試登。Wさんは初めてのスラブルートをテンションしながら楽しんでいたみたいです〜笑
左側であ〜らよ!を登攀しているM尾さん
右側でたまごスラブを登攀しているKさん
初のスラブをTopロープで楽しんでいるWさん
その後は、「感激(5.10a):上に行くほどフレアしているハンドからフェイス」にTopロープをセットし試登。KさんとTさんは、スイスイと登攀し簡単なのかと思いきや。。。実は難しい。M戸は、ハンドクラックの途中まではノーテンでいけましたが、途中、大穴があるレストポイントからフレアが激しくなる核心部でテンション。2テンぐらいでなんとかTopへ。M尾さんとWさんは、何度かチャレンジするもなかなか行けず。夕方ぐらいにM尾さんがなんとかTopへ行けました。
感激の核心部を登攀しようとしているTさん
簡単そうにスイスイと登っていきました
感激の下部を登攀しているM尾さん
ジャミング決まればスタートできる
次は、「新人クラック(5.9):ハンドからオフウィドゥス」へ。Tさんがリードで登ってTopロープをセット頂き各自で試登。Kさんは当然ながらスイスイと登り、M尾さんとWさんは何度かチャレンジするも難しい。M戸も何度かチャレンジし、細かくテンションしながらなんとかTopへ。KO-WALLでクラック練習していた成果が少しは出せたかな？う〜んクラックは難しいですね。
新人クラックを登攀しているM尾さん
岩が少しかぶっているので
ジャミングと次への姿勢が難しい
最後は、「エースをねらえ(5.10b):シンハンドから上部はワイドクラック」をTさんがリードで登攀。Topロープをセット頂き、各自登攀。これもKさんは当然ながらスイスイと。Wさん、M尾さん、M戸の3人は、何度かテンションしながら、ワイドクラックを堪能してTop Outすることができました。Tさんが、Topロープでおかわり登攀されていたのがすごかった。
エースをねらえのワイドの核心部を越えて
レストしているM尾さん
エースをねらえのシンハンドの箇所を
難儀しながら登攀しているM戸(笑)
今回、瑞浪の花崗岩クラックは、Topロープだけで終始やられっぱなしで、やろうとしていたカム打ち練習できず持ってきたカムセットを歩荷(笑)となりましたが、とても楽しく夕方までめい一杯登れた一日となりました。クラックの洗礼を受けたって感じです(笑)
もっと練習してリードできるようになりたいですね〜
終了後、皆で記念撮影
いい笑顔!!
＜終わりに＞
今回の事の始まりは、、、
10月に錫杖岳 左方カンテを登攀した後、北沢側フランケを懸垂下降しながら「注文の多い料理店」(5.8、クラックルート)を見て登攀したいなと思っていたところ、一緒に登っていたM尾さんも同じ思いで、来年は登攀したいね〜となりました。しかしながら、ワイドクラックで且つルートが約220m(7p)と長いので、岩場でクラック練習をせねばと思っていたところ今回良い機会を頂くことができました。Tさん、Kさん、改めまして、ありがとうございました!